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Mika's set list of Ragtime festival in Tokyo and Sapporo 2017 [concert]

Set list and program note(in Japanese)

2017 July 29th, Tokyo
1. Cromatic Fox Trot 〜クロマティック・フォックストロット (G.H.Green)
2. Stoptime 〜ストップタイム (G.H.Green) 
3. Stoptime Rag  〜ストップタイム ラグ (S. Joplin)
4. St. Louise Blues  〜セントルイス・ブルース (W.C.Handy)
5. Alabama Moon 〜アラバマムーン (G.H.Green)
6. Jovial Jasper 〜ジョヴィアル・ジャスパー (G.H.Green)

2017 Aug. 6th, Sapporo
1. The Whistler 〜ザ・ウィスラー (G.H.Green)
2. Cross Corners 〜クロスコーナーズ (G.H.Green)
3. Log Cabin Blues 〜ログキャビン・ブルース (G.H.Green)
4. St. Louise Blues  〜セントルイス・ブルース (W.C.Handy)
5. Alabama Moon 〜アラバマムーン  (G.H.Green)

昨年の札幌でのフェスティバルに続き、今年は東京と札幌の2カ所でフェスティバルがありました。1926年頃製造されたLeedy木琴でラグタイムが演奏出来る貴重な機会です。楽器も沢山のお客様に聴いて頂けて『本領発揮』という感じで嬉しそうでした。
札幌ライブ、YouTubeにあります。私は2時間後くらいから出番でした。


今回は、ジョージ・ハミルトン・グリーンをフォーカスしてみました。

◆『Cromatic Fox Trot』『The Whistler』『Cross Corners』は【Jazz Fox Trot】
◆『Log Cabin Blues』は【Blue Fox Trot】
◆『Jovial Jasper』は【Slow Drag】
◆『Stoptime』は【One Step】

とそれぞれのタイトルに、ラグタイム時代のダンスの種類が添えられています。

Stoptime以外は、1924年に当時一作品1ドルで販売されました。
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↑『Rainbow Ripples』の表紙に印刷されています。

1984年にメレディス出版から1冊の曲集として纏められて発売されています↓

Xylophone Rags of George Hamilton Green

Xylophone Rags of George Hamilton Green

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: Hal Leonard Corp
  • 発売日: 2000/03
  • メディア: ペーパーバック




1924年当時販売される時、それぞれの曲の紹介文として『Cromatic Fox Trot〜A ragtime feature of the chromatic scale=クロマティックスケールを特徴としたラグタイム』、『Log Cabin Blues〜A real blue number=決定的“ブルー”な曲』、『Cross Corners〜A jazz version in double-stops=重音奏法ジャズバージョン』、『The Whistler〜Something different=何か違う物=何か新しい物』とキャッチコピーが添えられていたそうです。
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『Alabama Moon』はワルツ調の歌曲で、1920〜1921年の間、Sam Fox出版で最もヒットしてよく売れた曲でした。楽譜で販売されたほか、様々な演奏形態で録音されレコードが発売されました。
IMG_1562.jpg

歌の歌詞は下記の通り;

※ Alabama moon, coming out so soon,
Shining thro' the trees where ev-'ning breeze gently croon;

Cotton fields of white, swaying in the night,
Dreaming of an Alabama moon. ※※

Darkies softly hum, banjos gently strum,
Songs of Dixieland, songs you'll understand,

(repeat※〜※※)

Moonlight down in Alabama shining bright,
Shadows softly come a stealing in the night,
With June birds flying 'cross the fields of cotton so white,
Where the Alabama moon is shining bright.

(repeat※〜※※)

訳してみます;

※アラバマの月が もうすぐ昇る
柔らかな夜風がささやき 木々の間に輝く

真っ白なコットン畑、夜の中をそよぐ
アラバマの月を 夢見ながら※※

黒人達は柔らかにハミングし バンジョーが優しく歌う
デキシーランドの歌を 君が知る歌を

(repeat※〜※※)

アラバマに 月の光が差し 明るく輝く
影達は 夜の中に ひっそりと行き来する
6月の鳥たちも 真っ白なコットン畑に飛び交う 
そこには アラバマの月が明るく輝いている

(repeat※〜※※)

以上。

特別に深い意味がある歌詞ではありませんが、メロディに乗った時に本当に美しい歌曲になります。E♭メジャーの曲ですが、「Darkies softly~」からのフレーズが Cマイナーに転調されて、メロディと詞の世界観が一致しているように思います。こういうのが『名曲』だな、と思います。
今回もクニ河内さんに一緒に演奏して頂きましたが、クニさん「この曲、難しい。一音違う所弾くと戻れないし世界が変わっちゃう」と言ってました。


その他に演奏した曲について・・・
いまやジャズのスタンダード曲『St. Louise Blues』ですが、この日は1926年にグリーンとフランク・バンタが録音した物のトランスクリプションを弾きました。クニさんは、クニさんバージョンのこの曲を即興で。グリーンとクニさんのコラボみたいになるかな、という試み。毎回、練習の時もクニさんのピアノが変わるので、本番はスリル満点です。

グリーンは『Blues』について、教則本の中で「ラグタイム、ジャズ、ブルースを弾く時に最も重要なことはアクセントを正しい音につけること」と書いています。1曲だけではグリーンの考えるブルースについて解らないので、他のブルースについてもコピーして弾いて研究してみようと思います。

グリーンの作品を弾くと、基本に立ち返りたい衝動に駆られます。楽譜をパッと見ると、音符だらけで黒く見えるラグタイムの楽譜ですが、それをどうすれば弾けるようになるか、方法やヒントも教則本の中で懇切丁寧にグリーンは指導しています。
やはり神でした。


Instruction Course for Xylophone

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  • 出版社/メーカー: Hal Leonard
  • 発売日: 2000/03/01
  • メディア: Kindle版



New Elementary Studies for Xylophone And Marimba

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: Meredith Music Pubns
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